2010年10月27日水曜日

口から火を噴くぜ

こんばんわ、小菅です

僕は16歳から結婚する33歳まで一人暮らしをしていたので、一通りの料理は作れるのですが、結婚して子供ができて嫁さんが専業主婦になった段階で、料理はしなくなったんですね。まあ、料理をしたと言っても、カレーを大鍋(知り合いの料理屋が廃業する時にもらった寸胴)いっぱい作って、それを1ヶ月ぐらい食べては作り足し、食べては作り足しをしていたので、とうてい料理と呼べるものではなかったような気がしますけど。
で、今年、あるところから「食べるラー油」をもらって、食べてみるとこれはうまい。でも、なんだか人気で売っていない、という状況になって、辛さに弱い嫁さんに、「ラー油を作って」とも言えず、しょうがないので自分で作ることにしました。そのラー油、同僚の塩沢先生に差し上げたところ、「まあまあ、いける」とのことで、レシピを教えてほしいと言うことになったので、ここでレシピを書くことにしました。

材料 だいたい完成500ml分ぐらい
タマネギ・・・・・・2個
長ネギ・・・・・・・2本
ショウガ・・・・・・大きめ2かけ
ニンニクチップ・・・一袋(*1)
唐辛子(輪切り)・・一袋(*1)
白ゴマ・・・・・・・一袋(*1)
乾燥エビ・・・・・・一袋
ごま油・・・・・・・一本
塩・・・・・・・・・適量
が、必須の材料ですね。それ以外に、冷蔵庫の野菜庫に眠っている葉っぱ系以外の野菜は何でも入れてOKです
ちなみに、今回は「しなびたレンコンとナス」、「嫁が何かに使おうとしてたシメジ」、「乾物棚のなかで眠っていた松の実」、「酒のつまみの残りのサキイカ」なんかも入れました。あ、材料の中の(*1)は、100円均一ショップで売っていたものです。材料費は、うちの台所にあるものをちょろまかせて、だいたい6~800円も見ておけば、十分でしょう(笑。

下準備
タマネギはすべて木っ端みじん切り(笑
長ネギは輪切り
ショウガは千切り
にします。また、その他のものは、すべて木っ端みじん切りにしておきます。フード・プロセッサがあると便利なんでしょうけど、うちにはセントラル・プロセッシング・ユニットや、ワード・プロセッサはたくさんありますけど、フード・プロセッサがないので、包丁でぜーんぶ切ります

プロセッシング
まず、フライパンに普通の油を多めに入れて、木っ端みじん切りにしたタマネギを入れて中火で炒めます。どこまで炒めるかは、そのときの気分ですけど、まあ、タマネギに透明感が出て、その後見た目に変化がなくなって飽きてくるまでにしましょう。

次に、長ネギ、ショウガをフライパンに投入し、さらに炒めます。油が足りなくなったら、適当に加えて、焦げないように炒めて行きます。その後、ニンニクチップ、白ごまを加えます。どこまで炒めるかは、、、うーん、僕は投入した時点の分量の半分ぐらいになるまで、根気よく炒めました。まあ、これは修行ではないので、楽しいなと思える範囲でやっていただければいいんじゃないでしょうか。最後に乾燥エビ、その他の食材を加えて、火を弱火にして煮込むように火を加えてゆきます。
このときに注意しなければいけないのが「決して焦がさないこと」です。ここまでの行程はだいたい1時間ぐらいでしょうか。冬寒くなったら、石油ストーブの上にフライパンを置いてでも良いでしょうね。途中で塩を加えていって、自分の好みの塩加減にします。基本的におかずにするには、塩味を濃くした方がおいしい感じです。

で、そろそろとなったら、別鍋にごま油を入れて熱します。どこまで熱するかというと表面からうっすらと油煙が立ち上るぐらい。それができたら、フライパンに唐辛子を入れて、(唐辛子が上に乗っている状態で)上から熱したごま油を回しがけします。ここが楽しい(笑

で、その後、適当に混ぜて、密閉できる瓶(これも100円均一ショップで売っていた)に移して冷まします。冷えたら口を閉じます。あとは、常温で1週間程度熟成させれば完成って感じです。できあがったものは、常温で保存しても、だいたい1ヶ月から2ヶ月は楽しめます

で、できあがったラー油というか、自分風唐辛子炒め(笑、食べると口から火を噴くほど辛い。基本的に食べて30分ぐらいは口の中が痛い感じです(笑。もう、熱いお茶なんか飲めないですね(笑。まーそんときは、牛乳でも飲んでください

実は、今年の初夏に、娘の学校のバザーで、「ハバネロ」の苗を買っておいたんですね。で、その実が熟して真っ赤になったので、それをこのラー油に入れてみたんですけど。。。その実(の残骸)を食べた時、一瞬にしてむせて、その後、涙は出てくるわ、鼻水を垂れるは、味覚が正常に戻ったのは2時間後でした(笑

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