2010年9月6日月曜日

たまにはうれしかった話を

こすげです。

いやぁ、(僕という)教員なんていうのは単純な脳みその持ち主で、僕が教えたことをどんな形でも、学生が記憶していてくれるとうれしいんですよね。

かなり以前、C言語を教えていた時「C言語の配列変数名は配列の先頭要素へのポインタを表す」ということを、なんども書かせた学生がいました。その学生、あんまりC言語はできなかったのですが、卒業式後の飲み会でぐでんぐでんに酔っ払った後に、何度も何度も「C言語の配列変数名は配列の先頭要素へのポインタを表す」と新宿歌舞伎町で叫んでいました。
いやぁ、以前は無茶な教え方をしたもんで、追試を5回やって、しかも「勉強する時間がそれだけ増えるのだから」という理由で、回が進むごとに難しくなる(笑。それでも、合格点が取れない学生には、カーニハンとリッチーを丸写しすること2回、それで卒業した学生もいましたねぇ。丸写しとは、文字通り丸写しで、イラストから何から何までそっくりに写さないとNGでした(笑。

で、最近は、なぜかプログラミング言語を受け持たせてもらえません(大笑。持たせてもらえたとしても、「Perl」だとか生ぬるいプログラミング言語だったり、ネットワークだとか、テスト技法だとか、そんな概論的な科目ばっかりなので、多少欲求不満だったりします。以前は、「怒濤のアルゴリズム」だとか、「煩悩のC言語」だとか、「灼熱のJava」なんてストロングなプログラミング言語の課題集なんかも、少しずつ手を入れていたのですが、最近はさっぱりです。

で、最近うれしかったというのは、このまえ来春の学会発表の件で、以前、ネットワークを教えた学生のところに行った時に、「先生、先生、バンド作ったんだ」って学生が話しかけてきたんですね。で、僕はあんまり興味がなかったんで「ふーん」って感じでいたのですが、バンド名を聞いて大笑い、、、なんと「あぷせとねでぶ」(もしかしたらカタカナかな?)っていうんだそうです。いや、お分かりの方はお分かりですよね、「あぷせとねでぶ」(笑

あ アプリケーション層
ぷ プレゼンテーション層
せ セッション層
と トランスポート層
ね ネットワーク層
で データリンク層
ぶ 物理層

って、OSI基本参照モデルの憶え方じゃん(爆笑。なんでも、その学生(あんまりできがよろしくない)によれば、これだけは憶えたと(笑。いやぁ、こんな事を言ってもらえると、僕はとっても嬉しくなってしまうわけです。

実は、プログラマのためのネットワークのテキストってとっても困っていたりするんですね。一般のテキストは、データリンク層~トランスポート層、すなわちOSが実装している部分のボリュームがとっても大きい。でも、プログラマに必要な知識はセッション層~アプリケーション層のアプリケーションが実装すべき部分なんですね。で、実は「プログラマのためのネットワークテキスト」を書こうと思っていた矢先だったので、先にタイトルが決まっちゃいました(爆笑

「ストロングなあぷせとねでぶ」

なんてのは、どうでしょうねぇ。。。
あ、設計者のお気に入り、を書くのを忘れていました(笑

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